毎年、請求される税金。支払わなければいけないものなので、上手く支払ってマイルを貯められると嬉しいですよね。
自治体にもよりますが、税金をクレジットカードや電子マネー払いにすることで、ポイントが貯まりマイルに交換できます。
目次
1.国税でクレジットカード払いできるもの
国税でクレジットカード払いができるものは以下のようなものです。
詳しくは、国税クレジットお支払いサイト をご覧ください。
-
申告所得税(個人・法人)※予定納税もOK
-
消費税(個人・法人)※中間納付もOK
- 法人税
- 法人税(連結納税)
- 地方法人税 地方法人税(連結納税)
-
相続税
-
贈与税
- 源泉所得税(告知分)
- 申告所得税
- 復興特別法人税(連結納税含む)
- 酒税、たばこ税
- 石油税、石油石炭税
- 電源開発促進税、 揮発油税、石油ガス税、航空機燃料税
- 登録免許税(告知分)、自動車重量税(告知分)、印紙税、国際観光旅客税(告知分)
個人事業主の方なら、所得税や消費税の支払いに利用できますね。加算税、延滞税も支払いできます。
また、相続税や贈与税の支払いにも利用できますので、相続など発生した場合は忘れずに利用したいですね。
私は、貯められるマイルが通常利用と同じ100円で1マイルの JAL JCBカード を国税の支払いに利用しています。
おすすめのJALカードは↓ をご覧ください。
国税クレジットカード手数料
手数料は下記の表の通りです。
納付税額 | 手数料 |
1円~10,000円 | 83円 |
10,001円~20,000円 | 167円 |
20,001円~30,000円 | 250円 |
30,001円~40,000円 | 334円 |
40,001円~50,000円 | 418円 |
以降10,000円を超える毎 | 83円または84円が加算 |
これ以上の金額ですが、
納付税額 → 手数料の順で、
10万円 → 836円
50万円 → 4,180円
100万円 → 8,360円
990万円 → 82,764円
となります。手数料の試算は、公式サイトでシミュレーションできます。
2.都道府県民税・市町村民税でクレジットカード払いできるもの
自治体によりますが、都道府県民税・市町村民税でクレジットカード払いできるものは以下のようなものです。
詳しくは Yahoo公金サイト をご覧ください。
- 自動車税・軽自動車税
- 住民税
- 固定資産税と都市計画税
- 国民健康保険
- 介護保険料
- 後期高齢者医療保険
- 使用料・利用料:幼稚園料、保育料、市営住宅使用料、霊園管理料、学校給食費、自転車駐車料
- 個人事業税
- 不動産取得税
- 法人市民税
- 事業所税、市たばこ税
自動車税、住民税、固定資産税、国民健康保険料は多くの方に関係あると思いますので、一度、お住まいの自治体がクレジットカード払いできるのか確認すると良いと思います。
手数料の試算は、Yahoo公金サイトでシミュレーションできます。税目によって手数料が異なります。
私は、貯められるマイルが通常利用と同じ100円で1マイルの JAL JCBカード を固定資産税などの支払いに利用しています。
おすすめのJALカードは↓ をご覧ください。
3.国民年金をクレジットカード払いにする
こちらのリンクから、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」をダウンロードし、年金番号などを記入して郵送することで国民年金をクレジットカード払いにすることができます。
ただしVISAカードは国民年金はポイント対象外ですので要注意。 参考:VISA公式サイト
クレジットカードでの納付方法は現在4種類あります。
- 毎月納付
- 6ヶ月前納:4月-9月分を4月末にまとめて納付(2月末までに申請)。10月-翌3月分を10月末にまとめて納付(8月末までに申請)
- 1年前納:4月-翌3月分を4月末納付(2月末までに申請)
- 2年前納:4月-翌々3月分を4月末納付(2月末までに申請)
毎月→6ヶ月→1年→2年 と右に行くにつれて割引額が大きくなっています。
ただし、申請期限を過ぎてから申請すると「1.毎月納付」の扱いになります。
また、クレジットカードの名義ですが、夫のクレジットカードで妻の国民年金を支払うことも可能です。
4.クレジットカード払いをするときの注意点
クレジットカード払いをするときの注意点は、ポイントがつくかどうかです。
国税・Yahoo公金・電気・ガス・水道料金の支払いが、税金の支払は、ポイントの対象外やポイントを減額しているクレジットカードが多いため、ポイントがつくカードで支払いするように気をつけましょう。
また時々、ポイント対象外や減額対象に変更されることがありますので、最新情報をチェックしましょう。
- アメックス 通常100円1ポイント → 200円1ポイント 参考:アメックス公式サイト
- ダイナース 通常100円1ポイント → 200円1ポイント 参考:ダイナース公式サイト
- VISA ※国民年金のみ 通常100円1ポイント → 0ポイント 参考:VISA公式サイト
- JALカード系は、現在のところ対象外はナシ
- JCB 特になし 参考:JCB公式サイト
5.国民健康保険をnanaco払いにしてANAマイルをためる
国民健康保険料は、Yahoo公金払いできる自治体が増えてきていますが、対応していない自治体もあります。
支払用紙にバーコードがある場合は、nanacoで支払いできる可能性があります。
その場合、nanaco をクレジットカードでチャージして、nanacoで支払いましょう。
もちろん国民年金保険料以外にもコンビニ払いのバーコードがついているものは、nanaco払いできる可能性があります。
nanacoが利用できるのは、セブンイレブンです。
nanacoで貯まったポイントはANAマイルに交換できます。
500ポイント→250マイルに交換できます。交換は 500ポイント単位です。
nanacoで貯まったポイントはANAスカイコインにも交換できます。
500ポイント→500コインに交換できます。交換は 500ポイント単位です。
どちらに交換するかはあなた次第ですが、マイルで航空券を取得する場合はマイルに交換し、マイルが取りにくい航空券の場合はスカイコインに交換し現金代わりに使うと良いと思います。
nanacoで支払える最大金額
nanacoに入れられる金額は、
- nanaco本体:最大 50,000円
- センターお預かり:最大 50,000円
となり10万円まで支払い可能です。
オートチャージ設定をして上手に利用すれば、最大13万円まで支払い可能です。
具体的には、
- nanaco本体で5万支払い
- 残高が2万以下になり、オートチャージでnanaco本体に3万チャージされる
- nanaco本体で3万支払い
- 残高確認をしてセンターお預かりの5万円をnanaco本体に移す
- nanaco本体で5万支払い
という順番で合計13万円支払いすることができます。
複数枚nanacoカードを持って支払う方法もありますが、ここでは割愛します。
この場合のオートチャージ設定は、「nanaco残高が20,000円以下のとき、30,000円チャージする」という設定です。
1,000円単位で指定できます。オートチャージは設定後24時間経過しないと利用できないので、利用する場合は早めに設定しておきましょう。
また他にも制限があります。
- クレジットチャージは1日1回まで
- オートチャージされた日にはクレジットチャージできない
- クレジットチャージ は1ヶ月に20万円まで
- クレジットチャージに利用できてポイントが貯まるのはセブンカードプラスのみ
nanaco本体残高確認、センターお預かり金額確認、オートチャージ設定・残高確認・クレジットチャージは、nanaco会員Webサイトから設定できます。
6.自動車税・軽自動車税をWAON払いにしてJALマイルをためる
自動車税・軽自動車税をJMB WAONで支払うことによりJALマイルを貯めることができます。
一部の自動車税・軽自動車税が対象のようです。
クレジットカード払いとは異なり、支払い手数料がかからないのが魅力です。
JMB WAONで支払いができるのはコンビニのミニストップです。
詳しくは、ミニストップの「2020年8月10日(月)から!電子マネーWAONでの収納代行お支払い拡大に関するお知らせ」をご覧ください。
JMB WAONにチャージできる金額は50,000円です。
7.その他クレジットカード払いできる税金
今回、挙げた以外にも都道府県、市町村独自サイトで税金を支払えるようにしているものもあります。
お住まいのところに合わせて検索してみてください。